【生理学:神経伝達物質/ホルモン/サイトカイン/ケモカイン/オータコイド】

神経伝達物質(4)

      アセチルコリン:神経筋接合部、自律神経節の節前線維と節後線維間の刺激の伝達

      グルタミン酸:中枢神経系のニューロンでの興奮性伝達物質

      γ―アミノ酪酸:脳における抑制性伝達物質

      グリシン:脊髄と脳幹におけるシナプス後抑制の伝達物質

ホルモン(10)

      副腎皮質刺激ホルモンACTH:副腎皮質に作用して糖質コルチコイドの合成・分泌

副腎皮質からの男性ホルモン分泌促進

・甲状腺刺激ホルモンTSH:甲状腺に作用して甲状腺のヨウ素取り込みを促進し、甲状腺ホルモンの合成・分泌を促進。

      卵胞刺激ホルモンFSH:男性ホルモンと協力し精子形成促進

             未熟卵胞を成熟させ、LHと協力して卵胞ホルモンの分泌促進、排卵作用

      黄体形成ホルモンLH:間質細胞に作用して、男性ホルモンの分泌促進

             成熟卵胞を黄体化し、FSHと協力して黄体ホルモンの分泌促進、排卵作用

      プロラクチン:乳腺の発育、乳汁の合成・分泌促進、黄体ホルモン分泌促進

      成長ホルモンGH:成長促進作用、抗インスリン作用(糖新生促進・糖利用抑制)、脂肪分解促進

      バソプレシンADH:遠位尿細管、集合管における水の再吸収促進

      オキシトシン:子宮筋に直接作用して律動的な収縮(陣痛誘発)、血管平滑筋の弛緩、射乳作用

      インスリン:血糖低下作用、血中カリウム濃度低下作用、脂肪酸合成促進作用、蛋白合成促進作用

      グルカゴン:血糖上昇作用、強心作用

サイトカイン(3)

      IL-1:マクロファージが産生し炎症反応、発熱に関与

      IL-2:ヘルパーT細胞が産生しT細胞をはじめB細胞、NK細胞の増殖に関与し細胞性免疫を調節

      エリスロポエチン:造血幹細胞の赤血球への分化・増殖を誘導

ケモカイン(1)

IL-8:マクロファージが産生し、T細胞に作用し走化性を促す。また急性炎症反応における好中球遊走、活性化にかかわる本質的な因子。

オータコイド(3)

      プロスタグランジン:血小板凝集阻害、子宮収縮作用、気管支収縮作用、発熱作用

      エンドセリン:内皮細胞より分泌され血管収縮作用

      NO:血管平滑筋弛緩作用

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