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【目的】直流ブリッジでは測定が困難な電解質の電気抵抗を測定する。また、電気抵抗率を求め、電解質の抵抗の温度依存性や濃度依存性などの電気的性質について調べる。
【測定値】、【結果】は別紙
計算式は
f=k×Rx
ρ=Rx/f
容器による電気伝導度への影響;容器定数f(各温度において本当の電気伝導度で、容器による影響を含んだRxを割ったもの)をもとに、求めたい試料溶液の電気伝導度がわかる。
【考察】(設問)
Q1 溶液の濃度、温度は抵抗率とほぼ反比例関係にある。
温度と抵抗率の関係:温度が上がればそれだけ電離した電解質のイオンに熱エネルギーが伝わり、運動エネルギーが増すので、十分に動き回れて電気伝導性が増し、電気抵抗率が低くなる。
濃度と低効率の関係:濃度が増すと、電離するイオンの数も増え、電気伝導性が増し、電気抵抗率も低くなる。
Q2 Rが0.5〜5の範囲におさまるようにRSの値を調節するのは、Rを正確に測定するためである。