【副作用:アナフィラキシー様過敏症、神経障害、胃腸障害、肝障害、腎障害、骨髄障害;血液造血障害、皮フ障害、妊婦、新生児に禁忌の薬剤】

副作用

アナフィラキシー様過敏症

神経障害

胃腸障害

肝障害

腎障害

骨髄障害;血液造血障害

皮フ障害

妊婦、新生児に禁忌の薬剤

副作用

☆アレルギー性;微量でも起こる、二回目以降重篤か、皮内テストを行えばアレルギーかどうかわかる

・アナフィラキシー様過敏症

 β-ラクタム系

 →ペニシリン代謝物質ペニシロン酸、ペニシレン酸ハプテンとして作用;ペニシリンショック

                 血清中proteinと結合して抗原性を発揮 

☆中毒性;多量投与で起こる

1)神経障害

 アミノグリコシド系、ペプチド系:第8脳神経障害(耳鳴り、難聴)

 エタンブトール:視神経障害

2)胃腸障害

 経口剤(食欲不振)

 抗ガン剤(腸出血 ∵×腸管上皮)

3)肝障害

 マクロライド、リンコマイシン、クロラムフェニコール、ポリエン、テトラサイクリン、リファンピシン

cf)アレルギー反応による肝障害

 スルホンアミド、エチオナミド、ピラジナミド

4)腎障

 アミノグリコシド系

 クロラムフェニコール:禁忌;乳児(妊婦)

新生児 ∵代謝できず非抱合クロラムフェニコール蓄積

     →重篤→グレイ症候群:不治

5)骨髄障害;血液造血障

 クロラムフェニコール

 抗ガン剤

6)皮フ障害

 ・光線過敏症 *テトラサイクリン※

        *キノロン、スルホンアミド剤、グリセオフルビン

        ※テトラサイクリンはそのほか、妊婦(胎児)に禁忌∵胎児の歯、骨に沈着(黒く染める)、奇形

 ・スチーブン・ジョンソン症候群(SJS)(皮フ粘膜眼症候群)

  ;多形紅斑(痛くて痛くて食べれない、眼をつぶれない):重篤型

  スルホンアミド剤、ペニシリン

※妊婦、新生児に禁忌の薬

・テトラサイクリン(奇形)

・クロラムフェニコール(グレイ症候群)

・キノロン(まだ安全性わかっていない)

・ストレプトマイシン(難聴)

・エチオナミド(奇形)

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